私はさまざまな書籍を読み、一つの大きな結論に結びつきました。それはイメージが夢を実現させるということでした。どうやらもっとも大切なことは夢を達成した自分を想像するということが、化学的に示唆されています。そのイメージ力を養うのが、私は小説だと感じています。
想像性を鍛えるのはビジネス書ではなく小説が最適
小説は読んでいる間、常に場面や展開をイメージし続けます。ビジネス書や自己啓発の類の本でもそれは可能ですが、特に鮮明にイメージできるのは小説ではないでしょうか。そもそも私が小説を読む根本的な理由は、とにかく読書時間を伸ばすためでした。冴え渡る午前中には学び系の本を読み、午後からは気楽に読める小説を中心的に読んできました。
読書力を身につけるために読みまくる
速読や読解力などを身につけるためには、基本的には本を読みまくってボキャブラリー(語彙)を増やし知識を身につけ、スキミング(読む必要のないところを所々飛ばす)などを行うのが最適なようです。私自身、集中的に4年ほど本を読みまくってスキミング能力が身につき本を早く読めるようになりました。もっとも小説ではスキミングはほとんど利用しませんが、小説でも読む速度が速くなったと感じています。それは小説によっても語彙力が身についたためでもあります。
1日の読書時間はだいたい3、4時間程度(夢中になりすぎると6時間を超えることも)で、その半分くらいが小説です。とにかく読書力を高めたいがゆえに、1日のどの時間帯にも読めると感じる小説を利用しています。その甲斐もありイメージ力が高まり、夢に向かう行動力が身について来ていると感じています。
適切な難易度の小説を選ぶ
自分にとって適切な難易度の小説選びたいところです。最近私が読んだ小説は、「風と共に去りぬ」「スローターハウス5」「ファーストマン」「ロードス島戦記」「ソードアートオンライン」「親指探し」「希望の国のエクソダス」などを読みました。私は「希望の国のエクソダス」著者の村上龍さんの作品は、自分にとって少し難しいくらいの適切な難易度だと感じています。そのため楽しめます!読書力を鍛えるための小説でもありますので。
その反面「ソードアートオンライン」(ふりがなが多い)や「親指探し」(文字数がすくない)などは簡単に読めてしまいますので、読書の休憩的な要素があります。私は少し休みたい時(息抜き)に、自分にとって難易度の低めの小説を読むようにしています。「ソードアートオンライン」はそういう時によく好んで読んでいます。
村上龍さんの小説を初めて読んだ作品は「悲しき熱帯」でした。私にとって「悲しき熱帯」は正直読みにくかったんですが、その読みにくさが心地よかったです。
しなやかマインドセット
読書で大切なことは「なぜ読むのか?」ということです。楽しむだけの読書に意味がない訳ではありませんが、理由を持って臨んだらさらに楽しくなります。その本をなぜ読むのか?
- 思考力
- 想像力
- 共感能力
- 語彙力
- 読解力
- 社交力(社交と読書は脳の同じ領域が活性化します)
これらを上げれば沢山出て来ますが、本を読む=成長するという心を持つことが大切でしょう。読めば読むほど脳の細胞は増え進歩します。固定マインドセット(才能が自己を決める)ではなく、必ずしなやかマインドセット(成長意欲)を持って読むことがもっとも大切ではないでしょうか。
あとがき
小説の有効性について簡単にまとめました。小説が作り出す世界観はとても魅力的です。いま買ってある小説には「戦場のピアニスト」「エイリアン」「ハロウィン」「ソードアートオンライン」などありますが、これら全てこれから読むのがとても楽しみです。
余談ではありますが、私は健康に関する本を読むのもとても好きです。最近では「睡眠こそ最強の解決策である」(マシュー・ウォーカー著)を読んでいましたが、面白くてたまりません。睡眠に関する本ではありますが、寝る間も惜しんで読みたいぐらいです。睡眠に関しては数冊本を読んでいるので、いつかブログにまとめたいと思います。