「同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと、それを狂気という」これはアインシュタインの言葉ですが、近頃の私にはこの言葉が身に染みていて、この名言からかけ離れるためにはどうしたら良いか?と日々思案しています。
違う結果を望むのであれば、同じことを繰り返さない。逆境に強くなり全てをチャンスに変えること。そのための方法をここに記しまとめます。
いまの態度を貫くべきか常に自問する
「より良い結果や大きく成果を上げるために、いまのやり方や態度を貫くべきか?」いつもこのような考えを持っていることが先へと進む糧となります。
少しやり方を変える、仕事への態度を改める、他人への接し方をもっとポジティブに変えてみる、朝一番のタスクは習慣化したいものにする、よりシングルタスクにする、クラシック音楽を聴いてみる、などなど。
小さな改善の積み重ねが大きな結果を生みます。私は午前中にブログ、読書、語学学習、ピアノの練習、運動や瞑想などとたくさんのことを行っていましたが、語学学習を午後に回すことでスムーズに行くことがわかりました。そもそも会社に早く行きたいのに、たくさんのことを午前中に行うことには無理があったのです。
他にも習慣を午後に持っていくべきか思案しています。
従業員の働き方を見直す
実は一日あたりの労働時間が6時間程度になると、一番生産性が高くなることがわかっています。私は5年以上もこの労働時間を基準にしていますが、労働に関しての知見をもとに従業員の労働時間も度々見直すように心がけています。
従業員の会社に対する満足度や、個人的な幸福度を高めた方が、長い目で見て会社のためになります。労働時間を1日8hから7.5hへとし、当社では年末年始やお盆などの連休を含めると週休2日程度でしたがこれに加え、有給休暇を毎月1日、半休(3時間労働)を1日取るようにしてもらいます。
半休含め有給休暇を毎月取らないと、敢えてなくなってしまうシステムにします。
この働き方の方針はもっと改善をし、徐々にさらに労働時間を減らす方向で考えています。その方が生産性が上がる可能性が高いのです。長い労働時間を強いても各々が良い人生を歩む進路を見出せなければ、会社としての意味がないと思っています。
休暇を活用し最大の生産性を模索し続ける
楽観的にとらえることの重要性
同じことを繰り返さず結果を出していくためには、日々学ぶ姿勢がかならず必要です。どんな行動や仕事にも価値を見出し、進歩する糧にするのです。全てを楽観的にとらえ良い部分を見つめます。楽観的にとらえることは、技術であり道を切り開き続ける聖剣となります。
一見つまらない作業でも、如何に効率を上げるか、如何にコストを下げるか、どう他人の役に立つか、などを考えていけば全てが楽しいものに変わり前向きな感情が沸き立ちます。職種や肩書きなどは関係ありません。これは誰がそれを実行するかということにかかっているのです。つまり人間性がものを言うのです。
成長マインドセット
成長マインドセット(しなやかマインドセット)の持ち主であれば、「辛い」「つまらない」という無駄な感情はあまり起こることがありません。こういった感情にもし苛まれたときは、その時の良い面を見つめる努力をします。
成長マインドセットの持ち主はいつだって事象を「チャンス」へと変換します。ピンチは違う結果を出すためのチャンスです。この出来事をより良い結果へと導くためにはどうしたら良いか、といつも前向きな態度で向き合います。
以上のような考え方が私は総合的に見て楽観と捉えています。楽観性に優れた人間であればいつでも最大限の経験値を得続け、高い成長率を維持し続けるのです。
参考文献